ヴァイオレットの心が成長するにつれ沁みてくる『Sincerely』/『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』オープニング曲
話が進むにつれ、この曲の歌詞の意味が沁みてくる。
感情が乏しかったヴァイオレット。
話数が進んで、自分の代筆する手紙の言葉の意味を、少しづつ自分の気持ちに取り込めていること。それを観てる側がわかってくることで、歌詞が胸を射ってくる。
ヴァイオレットが、「愛してる」の意味を少しづつわかっていくにつれて、打ち震える。
そんなわけなので、いきなりこの曲を聞いてもあまり意味がない。
じっくり1話づつ観て、この歌の意味を噛み締めてください。
そもそも3話からしか流れないようになってるわけで、そこもちゃんと考えられてる。
ヴァイオレットの境遇もさることながら、手紙の代筆というテーマは、依頼する人の想いがこもっているに決まってるわけで、泣けるに決まっているわけで。
泣けるアニメというよりは、泣かないで視聴するのはほぼ無理なアニメ。
特に○○話はね。○話もいいし、○○話と同じで逆パターンの○○物である○話も泣ける。もちろん最終話の手紙も。
劇場版にいたっては開始5分で涙が……。
そんなわけで、まずは本編の流れの中でこの曲を聞いてください。
いますぐ観れるのは配信サービスはNetflixだけです。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観るためだけに、入会する価値がある!
全13話+Extra+外伝も視聴可。いまならまだ速攻で全話観て、完結編である劇場版を映画館で観れる!
なお、曲名の「Sincerely」は「心から」の意。本編観た人なら、これに込められた意味がわかりますよね!
フルサイズの大サビがまたとてもいいんですよね。
聴けば聴くほどに心に染み込んでくる。そんな曲です。
●主題歌DATA
オープニング曲
『Sincerely』TRUE
作詞:唐沢美帆(TRUEの作詞家名義)、作曲:堀江晶太、編曲:堀江晶太、Evan Call
(第3話、第4話、第6話~第8話、第11話、第12話、Extra)
オープニングアニメーション
絵コンテ・演出・原画:石立太一
作画監督・原画:高瀬亜貴子
動画検査:黒田比呂子
色指定・検査:米田侑加
特殊効果:三浦理奈
背景担当:渡邊美希子
撮影担当:船本孝平
●テレビアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』DATA
2018年1月~4月
アニメーション制作 - 京都アニメーション