美術部ソングの模範解答がここにある!『この美術部には問題がある!』挿入歌『青空キャンバス』
このアニメはタイトル通りの舞台が美術部なラブコメディ。
この記事で取り上げる『青空キャンバス』は、第5話Bパート「ハトと人魚とプール掃除」で挿入歌としてワンコーラスがセリフなしで流れます。
まずはその部活としての美術部ならではの歌詞を読んでみましょう。
青空より青く 太陽より赤い
夏草より緑 向日葵より黄色塗り重ねた日々に
また知らない色を重ねながら僕ら
のんびり歩いてきた
・・・ここまでがAメロ
完全に絵を描いてる人についての歌詞です。
ねえ 大事なものは
すぐ消えてしまうけど下駄箱の中 校庭の隅
もう一度探しにゆこう
・・・ここまでBメロ
これは学校ならでは。
こっからがサビ↓
鮮やかなこの日々が 思い出になる前に
記憶の中に 心の中に 描き続ける不器用な僕たちは 言葉にできないから
呆れるほどに 笑えるほどに 描き続ける「今」を
見事なまでに美術部でしょ!
もし校歌や寮歌や社歌みたいに部歌ってのがあるんだったら、即これ採用決定!
そしてこの挿入歌ってのが単に挿入されてるだけじゃなく、ちゃんと曲に合わせてアニメーションの作画がされてるんですよね。
若干シンクロ度があまいといえばあまいのですが、挿入歌でここまで曲と動きのタイミング合わせて作ってくれてたら十分凄いでしょ!
っていうかむしろこの映像がそのままエンディングアニメーションで良くね?
もうちょっとアレンジを派手にしてオープニング曲にするのもアリ!
でもってこの回は学校のプールに絵を描くというエピソードなんですけど、それって青春の季節でなきゃありえないキャンバス!
これって往年の漫画ファンなら、わかつきめぐみ『月は東に日は西に』で楽描倶楽部が校舎の屋上に絵を書いたエピソードを思い起こさずにはいられない。っていうかこれ絶対オマージュでしょ。
それがプール回になってるところがいかにも現代的ですわ。ま、こっちは少年漫画ですし。
でもこれがなかなかに節度のあるプール回でして。ただし、夢子先生を除く。
やっぱ美術系部活の一大イベントって、学校側的には非公式で、消されてしまうことが決まってる思いっきりでっかい絵を学校施設に描くことじゃないですかね!
ということで、この素晴らしい美術部ソングを堪能してください。
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そしてもうひとつのというか本来の大イベントである文化祭エピソード。
問題のある美術部が総力を結集する第11話の挿入歌は、主人公 宇佐美 みずき(うさみ みずき)の片思いソング『ココロ*パレット』。宇佐美みずき(CV.小澤亜李)ソロバージョン。
そしてこっちの曲には第12話(最終話)のエンディングで使用されたヒロインズによる合唱バージョンもあります。
実はこれ、元々が原作者の漫画家 いみぎむる とボカロPの40mP、コラボレーション企画として制作された曲が、アニメ化にあたって挿入歌とエンディングに使用されたという経緯です。
おそらくそれがあったんでもう一曲依頼がきて『青空キャンバス』が制作されたんじゃないですかね?
オリジナルは歌:GUMI(ボーカロイド)。アニメ本編で使われたモノとは違うんだけど、これがまた素晴らしい動画ですので、そっちを観てもらいましょう!
【GUMI(40㍍)】 ココロ*パレット 【オリジナルPV】
やっぱり宇佐美みずきはオーソドックスな美少女として最高レベルですね!ちゃんと中学生らしい体型なのも好感度高いです!
アニメの宇佐美は、より萌え度の高い仕上がりとなっておりますので、その辺りもご承知おきください。
●主題歌DATA
挿入歌
『青空キャンバス』
(第5話 挿入歌)
作詞・作曲・編曲:40mP
歌:宇佐美みずき(CV:小澤亜李)、コレット(CV:上坂すみれ)、立花夢子(CV:水樹奈々)
『青空キャンバス』収録:
この美術部には問題がある!3 【Blu-ray初回生産限定版特典】特典CD(キャラクターソングCD vol.1)
『ココロ*パレット(MIZUKI ver.)』
(第11話 挿入歌)
作詞・作曲・編曲:40mP
歌:宇佐美みずき(CV:小澤亜李)
エンディング曲
『ココロ*パレット(合唱 ver.)』
(第12話エンディングテーマ)
作詞・作曲・編曲:40mP
歌:宇佐美みずき(CV:小澤亜李)、コレット(CV:上坂すみれ)、伊万莉まりあ(CV:東山奈央)、立花夢子(CV:水樹奈々)
『ココロ*パレット(MIZUKI ver.)』『ココロ*パレット(合唱 ver.)』収録:
この美術部には問題がある!6 【Blu-ray初回生産限定版特典】特典CD(キャラクターソングCD vol.2)
●テレビアニメ『この美術部には問題がある!』DATA
2016年7月~9月
アニメーション制作:feel.